発泡フォームやインシュレーションボード[1]を上下のワラの層で挟み込んで作られた畳床[2]。
一般的に畳業界内では、スタイロ畳[3]床のことを言う。
ダウ加工株式会社[5]
その他の部材としてどんな部材を使っていても、スタイロフォームが入っていればスタイロ畳[3]床と言える。*1
- 元々は、スタイロフォームをワラで上下から挟み込み、3層にした畳のことを呼んでいた。
よって、畳業界での一般的な意味では、スタイロ畳[3]床と言えばワラサンド畳床のことを言う。
当然の事ながら、現在ではスタイロフォームの他にも、カネライトフォーム、エスレンフォームなど多数のフォームがあり、インシュレーションボード[1]を挟んだものもあるため、ワラサンド畳床全てがスタイロ畳[3]床ではない。
- 畳業界外では
ワラ以外の部材が畳床[2]の構成となったのは、このスタイロフォームがはじめてであり、話題にもなったためオールワラ畳[6]床ではない畳のことを総称される。
これによって、本来の意味が崩れていき、インシュレーションボード[1]とフォームの組み合わせの畳床[2]のことなのか、ワラサンド畳床のことなのか確認する必要がある。
当然の事ながらスタイロフォーム以外の部材で構成された物もあるので注意が必要。