- 正式な意味はないが、一般的には以下のような意味として使う場合が多い
本畳という言葉ができた背景 [4]
- 古来から畳の構造は、ワラ床[2]・い草の畳表[3]・畳縁[5]だったのだが、スタイロ畳[6]やダイケン畳ができてきたときに、それらの総称として化学畳[7]という言葉が使われ始めた。
これに対して従来からの畳のことを本畳と言うようになる。
- しかし、この呼び方は名称からも明らかなように「本当の畳」「本来の畳」「本物の畳」というようなニュアンスが込められている。これは、当時の畳店が発泡フォームやインシュレーションボード[8]を使った畳を嫌っていた背景がある。
- よって、どちらかというと畳業界が使い始めた俗称のようである。
難しいニュアンス [9]
- 上記のように、この言葉ができた時代には、様々な畳床[10]があったのだが、畳表[3]に関してはい草製のものしかなかったため、ワラ床[2]を使った畳を意味していた。
- しかし、現在ではプラスチック系の畳表[3]や紙などから作られた畳などがあり、ニュアンスから考えると、畳表[3]もい草製の物でなければ本畳とは言えないかも知れない。
- 現在では、畳店が本畳という言い方をすることは少ない。
Last-modified: 2012-12-11 (火) 22:55:26 (JST) (4162d) by ゲスト
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