- 基本的に、畳の形は五角形の物が多いだ。
- 畳はお部屋の形に合わせて作りますが、家や部屋は直線と直角で作られているわけではありません。
もちろん、建築の現場では直線と直角を「目指して」作ってはいるのですが微妙に曲がってしまっているのだ。この曲がりは、様々な理由が考えられますが、誤差が重なって大きくなってきている結果だ。
- 例えば、一般的な6帖間では、押入や扉の位置などから3尺(おおよそ90cm)間隔で柱が立てられることになります。ここで第1の誤差が出ます。次に壁が作られて、畳寄せが取り付けられます。これらが作られていくウチに一つ一つの誤差が重なっていき、柱の間隔での凸凹ができてしまいます。
- 6畳間には壁に接していない畳が一枚ありますが、これは長方形だ。しかし、周りの五枚の畳は、外側の2辺が必ず壁に接していますので、短辺側は3尺の直線、長辺側は3尺毎(つまり、辺の真ん中)に出入りが出ることとなり、1角となって5角形の畳となってしまいます。
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Last-modified: 2012-12-11 (Tue) 22:55:07 (JST) (4417d) by ゲスト